HAPPY7

子ども、親、先生たちのHAPPYのために♪

教師の憂鬱の原因は「3つの〇〇すぎる」

今日から学校がはじまりましたね。
私の住む地区では生憎の天気で、傘をさしながらの登校でした。

私もかつては教師をしてたので分かるのですが、この日は特別な日です。
一月以上の長い休みで、久しぶりに子どもたちと再会する日。
教師として建前としては、喜ばしい日なのですが、多くの教師にとっては憂鬱に感じている方も少なくないかも。
中には熱意に燃えた方もいますが…
多くの教師は前日から、「いよいよ明日から始まってしまう^^;」
と悶々としています。
妻も小学校の教師ですが、昨日(8月31日)はどこか表情が暗く、ため息をついていました。(以前の私も同じでした。)

9月1日が憂鬱な理由は大きく3つあると思います。
その理由に共通するのが言葉があります。
それは、「すぎる」です。

理由1 夏休みが長すぎる

小学校の教師は恐らく8月で最も休みが長い職種の一つです。(他業種の方からは羨ましがられることですが)
管理職や一部の教師は研修などの業務で通常通りに働いていますが、多くの教師はまとまって休みが取れます。
人間の脳は一度習慣が身につくと、それを変えることに強いストレスを伴います。
だから、長い休みが続いた教師にとって、仕事がはじまるということはかなり憂鬱なことなのかもしれません。

理由2 私生活とのギャップがありすぎる

どの仕事にも言えるかもしれませんが、教師は私生活と職場での在り方(立ち振る舞い)の差が大きい職業です。
多くの子どもたちに常に見られています。
子どもたちのお手本とならなければなりません。
例え普段は違っても行儀よく、親切に、または厳しく毅然した振る舞いなど、教師としての自分を演じる必要があるのです。
それに加え、学校というのは独特のルールや決まりに溢れています。
子どもたちにそのルールを守られせると言うことは、当然、教師もそれを守る必要がああります。
学校では、「飴くらい舐めてもいいじゃん。」ができません。
コーヒーだって気軽に飲めませんよ^^;まず、休憩がない!!
教師という自分を演じつつ、休憩もなく何時間も働くという生活が急にはじまるのです。
この私生活とのギャップも9月1日の憂鬱の原因の一つです。

理由3 担任の責任が重すぎる

小学校の教師は担任の責任が非常に重いのが特徴です。
教科の指導や子どもの健康管理や清掃指導や給食指導。
放課後は膨大な事務仕事に会議に研修。
宿題やテストの◯つけに授業準備や教材づくり。
退勤時間の16時45分に終わるわけがなく、いつも19時を過ぎて、残業代なんて無し^^;
担任の教師はこれらの仕事を卒なく、たった一人でこなすことが求められます。
言うことをきちんと聞いて、礼儀正しく整然と静かなクラスを運営しなければいけないのです。
たった一人で。
この何でも完璧にこなすことを求められる雰囲気が、教師を苦しめ、病や退職に追いやっています。
また、この担任の責任の重さが、「子どもたちは管理するもの」という思考に陥らせる原因にもなっていると思います。

 

 

では、どうしたら素敵な夏休み明けを迎えらえるのでしょうか。

「心から笑顔で子どもたちを迎えたい。」
「子どもたちには、希望を持って9月に登校してほしい。」

と、多くの教師がそのように思えるようにするためには何が必要なのでしょうか。

夏休みを利用して質の高い、実践的な学びをする。

成長を実感している人ほど、意欲や幸福感が高いそうです。
夏休みには教師向けに様々な学ぶ機会がたくさんあります。
私の場合だと「仮設実験授業」という民間教育団体が主催する「楽しい授業フェステバル」という研修会に参加していました。
そこでは、子どもたちの知的好奇心をくすぐる楽しい実践をたくさん学ぶことができます。
子どもたちの喜ぶ顔を想像しながら学び、
「9月になったらこれを自分のクラスでも実践したい。」と。

教師の責任や負担を減らす。

これは教師一個人では、できることに限界があります。
国や行政、地域や保護者がみんなで考え、実行していく必要があります。
公立の教師には、子どもの成長に還元されないお役所仕事の事務仕事がたくさんあります。
「なぜ、誰も見ない指導要録を何日もかけてやるの?」
「なぜ、給食費の取り立てを教師がやるの?」

このような雑務のせいで、肝心の授業準備がいつも疎かになり、準備不足の授業が全国各地で繰り広げられることになります。
その結果、子どもたちの学習意欲が下がり、学校嫌いな子が増えるという負のループに陥ってしまっています。
子どもに還元されない仕事は早急に削減、もしくは他の業種に任せるべきです。

そして、学級のことを全て一人で完璧にしなければならないという学校の雰囲気も改善しなければいけません。

◉みんなで、分担して、みんなで子どもの成長を見ていきたい。
◉子どもの成長をみんなんで喜べる雰囲気にしたい。

「夏休み明けが子どもも教師も幸せなら、日本の教育が変わった」と言ってもいいのかもしれません。

 

「子どもと親と先生のHAPPYのために」
   できることを少しずつ