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子ども、親、先生たちのHAPPYのために♪

時間を意識すると、行動が変わり、結果も変わる!

教師をしていた頃よく思っていたことは、「時間の意識がなさすぎる」ということ。他者のことを考えずに永遠に続く、会議や研修。他者の時間を平気で奪う。私は子どもの迎えがあったので、タイムリミットが迫っているので、よくイライラしていました。

「効率的に仕事を終えて、早く帰れるようにしたい。」と思っている、そこの先生!

そんなあなたに伝えたいのは、『時間を意識すると行動が変わり、結果が変わる』
時は金なりです。時間を大切にすると、行動が変わり、行動が変わることで結果も変わってきます。それでは具体的に時間を意識する方法について紹介していきます。

 

時間を意識する方法

1 退勤時間を決め、絶対に守る

まずは退勤時間を18時などと決めましょう。ポイントはいつもの退勤時間のおよそ30分早いくらい。(だんだん早くしていきましょう。)余程、緊急な仕事がない限り必ずこの時間を守ると誓いましょう。机上に退勤時間を書いて貼ったり、近所の同僚に宣言するのも効果的です。

2 退勤後の予定を入れる

もう一つのポイントは、退勤後に必ず予定を入れるこです。子育て世帯なら、保育園のお迎えなどがあるので、必然的に予定は入りますが^^;

そうでない方は、早く退勤して…
・恋人とデート
・ジムに通う
・習い事へ行く
・スタバでブログを書く
・授業の勉強会に参加(自主サークルを立ち上げる)

など自己投資の時間に使えたら素敵ですね。そのために、時間を守るモチベーションが上がります。

3 無駄な時間を削る

時間を決めたら、あとは全集中です。職員室は、雑音が入るので静かな教室がおすすめです。少し前傾になり、オーラのエフェクトが出ているように集中します。このオーラで、他教師とのおしゃべりやお茶菓子をブロック。

少しくらいなら急なお願い(突然、先生方と放送が入って何かを手伝わされる仕事のこと)も無視しましょう。時間を守ることが1番の目的です。

このように時計を見ながら、全集中でやっていると、「今これはやるべきでないな」と、自然と仕事の優先順位がわかってきます。

4 その時間内でできるクオリティで仕上げる

時間があると、あるだけだらだらと考えてしまいます。確かにあれこれ吟味したらよい場合もあります。しかし、退勤時間を決めたあなたには、そんな時間などありません。

クオリティにこだわってしまったら、時間厳守などはできません。クオリティ<時間です。はじめのうちは難しいかもしれませんが、時計を意識していると、無駄な思考がなくなり、その時間内のクオリティで仕上げることができるようになります。

大切なことは完璧を求めないこと。ミスもオッケーです。
「手段や方法などどうでもよい。終わればよかろうがっあ!!!」

 

5 締め切り効果で集中力アップさせる

テスト前の追い込み効果を味方にします。締め切り効果は、絶大的です。研ぎ澄まされた感覚。背水の陣効果と言っても良いかもしれません。

「あと15分しかない!」でも15分あれば、以外にいろいろできてしまいます。プリント印刷や週案、簡単なアンケートもできます。心の中で、「終わる!終わらせる!」と繰り返し何度も唱えましょう。

大丈夫、終わります♪

 

◉それでも教師の仕事は大変!
妻は、朝6時過から夕方の7時すぎまで働き、さらに夕食後も仕事をしています。


私も教師の時によく漏らしていましたが、教師あるあるの言葉があります。
それは、「全く仕事ができない」です。仕事はしているのにおかしな言葉ですよね。
その言葉は、退勤時間がとうに過ぎて、帰宅する時に使う言葉です。朝からずっと学校にいるのに、仕事ができないのです。

 

クラスの子どもに還元されないような子どもが来てから下校するまでにおよそ7時間。※ほぼ休憩なしです^^;そこから放課後で、一応の退勤時間まで1時間半(16:45)
本来は授業や子ども成長のためにつながる準備を事務処理や会議、研修、保護者対応などに終われ、気づけば午後6時半すぎ。退勤時間2時間も過ぎています。

 

もちろん残業代なんてありません!
子どものお迎えがある教師は、そこで試合終了。結局、クラスの子どもたちのために使う時間は0分。と、いうことで「全く仕事ができない」となるのです。一般の方のイメージする教師の仕事は、ほとんどできないのが現実です。そして、子どものお迎えがない教師はその後も仕事を続け、午後8時、9時過ぎまで頑張っています。

 

日本の教育は、教師のブラックな労働条件、教師の不足の状態化、教員採用試験の倍率の低下など問題が山積みです。教師にはサステナブルな働き方が必要です。国や行政が本気に取り組まないと、教師の成り手はますます減っていきます。

 

子どもの成長に還元されない職務(事務、会議、研修)を削減すること。ITに投資して、全国的にシステム化する。そういった施策をすることで、本来の職務である子どもの教育に臨むことができます。それが、子どもの成長や笑顔に繋がります。
「国の宝、子どもに投資を!!」と、本当に叫びたい…