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子ども、親、先生たちのHAPPYのために♪

「ばかの一つ覚え」は一点突破の最強武器に!

「ばかと天才は紙一重

という言葉があるように、一見、バカだと思っていた人が実は、非凡な才能の持ち主なのかもしれません。常識人間には理解できないだけで。

 

親や教師は子どものばかげた行為を、全く無価値なように一蹴します。

でも本当に価値はないのでしょうか?

今回はこの「ばか」について少し考えてみたいと思います。

普通教育はいらない?

現在の学校教育は、あたり前のことを当たり前にできる子ども、つまり普通の子どもを育てる教育です。30〜40年前の日本ではそれで良かったのかもしれません。

 

しかし現在の日本の厳しい状況を見て分かる通りこれまでやっきた教育では、世界には全く歯が立ちません。

 

なんでも平均的にできる力は一瞬で機械にとって代わられてしまいます。みんなが普通にやっていることを人間がやらなくて済むように「プログラミング」で全て解決してしまうからです。

 

また、今は動画やSNSであらゆることが学べます。私もこの前「かがり縫い」をYouTube先生に教えていただきました。学校の家庭科の授業がいらないなぁと感じました。

今までの普通の子どもを育てる教育の価値は急速になくなっています。

「ばかの一つ覚え」教育が必要

この言葉は「ばかなやつは一つのことしかできない」という人を軽蔑する言葉です。しかし、今後はこの言葉はむしろ褒め言葉に変わるかもしれません。

 

突然ですが、漫画の話にす。

斎藤一の『牙突 (「るろうに剣心」より)

三井寿の『スリーポイント(「スラムダンク」より)

吾妻善逸の雷の呼吸 壱の型『霹靂一閃』(「鬼滅の刃」より)

 全てジャンプコミックより

3者とも大人気のキャラクターです。(私は斎藤一!)彼らは主に一つの技しかできません。言い方よっては「ばかの一つ覚え」です。

 

しかし、その一つの技を極限まで鍛え上げ、他の追随を許さない存在になりました。漫画でフィクションですが、ここから学ぶべきことがあると思います。

 

一般的な知識やスキルはあっと言う間に機械に置き換えられる時代。教育で、普通の力をつけたとして今後はどのような未来がまっているのでしょうか。

 

これからは、一斉授業のような、知識を平均的に伝達するような教育ではなく。の興味や特性に合った学びを突き詰めていくような教育が必要になります。

 

どの子にも一つは興味があり、長く続けられることがあります。それを見つけて、援助していく教育をすれば、学習意欲も高まり、さらに能力を伸ばすことができます。

 

はじめは拙いことでも、一点突破すれば必ず大きな力になります。10000時間の法則にもあるように、これからは「過ぎたるは及ばざるごとし」から「過ぎたるは光のごとし」と言う一点突破マインドが必要なのかもしれません。

 

つまり、「ばかの一つ覚え」のこれからの意味は、

「バカになるくらい一つのことを追求する!」

 

「ばか」の豆知識

ばかとは語源の説がいくつかあり、由来のはっきりしない言葉だそうです。「馬鹿」という漢字は後の当て字で、馬と鹿は関係ないとか。

初めて登場するのが室町初期のこと。当時は「乱暴を働くもの」のような意味で使われていたそうで、今のような意味で使われるようになったのは江戸時代以降のようです。

ja.wikipedia.org