昔から伝えられていることわざには、
科学的に証明されていないとしても
長年、多くの人に共感を得られてきたという証明なのかもしれません。
「三つ子の魂百まで」
この、ことわざもその1つです。
モンテッソーリ教育は科学的な教育と言われます。
女医であったモンテッソーリをはじめ、多くの教育者が子どもたちを観察して得られたデータを分析して構成された教育だからです。
0歳から6歳の幼児期の子どもには吸収精神と言って、大人とは違う知性があります。
大人は論理的に考えて意識的に物事を覚えたり、練習します。
しかし、この時期の子どもは無意識的に、まるで写真を撮るかのようにそっくりみのまわりにあることを吸収して覚えてしまいます。
バイリンガルやトリリンガルの子どもはこの時期、無意識に複数の言語を吸収した結果と言えます。
吸収する対象は言語だけではありません。身近にいる大人の仕草や話し方、言葉遣い、文化的なこと、親の趣味などあらゆることを吸収します。
吸収して欲しくない悪いことでも…
だから、子どもの身の回りの環境(人的にも)を整えることは本当に本当に大切です!!
中でも特に0歳から3歳の子どもの吸収精神は強力なため周りの環境をどんどん吸収していきます。大人の言語や考え方、振る舞いなども。
そういったことを昔の人は体験的に理解していたのでしょう。
だから「三つ子の魂百まで」と言う言葉が現在まで残っているのかもしれませんね。
うちの娘も、何かと私に似ています。いろいろ吸収しちゃったかな(笑)