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子ども、親、先生たちのHAPPYのために♪

スーパー学びになるスーパー!(お買い物♪)

こんにちは、コスケです。

お子さんとスーパーマーケットに買い物へ行っていますか?(以下、スーパーと略)
子ども「行きたくない。」というお子さんも多いかと思います。
でも、しかし、ちょっと待って!


 「スーパーってスーパー学べますよ!!」

今回は、何気ない日々のスーパーの買い物から、お子さんが学べることを紹介していきたいと思います。

 

スーパーで学べることは?

1 豊かな言語力(語彙が広がる)

スーパーは漢字やカタカナ、ひらがな又は英語など言語の宝庫です。
しかも、ほとんど全てが実物とセットで文字が書かれたり、貼られたりしています。
この実物と文字のセットが素晴らしい!
絵本や教科書よりも優れているのは、立体的な実物であることです。
実際に触り、質感を確かめながら言語が習得できます。


スーパーでは、お子さんの発達に合わせた学びができます。
言葉を話し始めてたばかりのお子さんなら、実際にトマトを手に取らせ、
「 ト マ ト 」と言葉だけクリアに発音しましょう。
※この段階は余計な言葉は入れずに。
これはトマトって言ってね、はじめは緑色でだんだん赤くなるんだよ。色々なサイズや色があってね、トマトを使う料理はね…」と、情報が多過ぎるのは❌

年齢が進み、文字に興味が出てきたなぁと思ったら下記のような学びができるかもしれません。

カタカナの学習の例
①カタカナに興味を持った5、6歳の子がジャガイモのコーナーへ行き、実物のジャガイモを見ながら「ジャガイモ」というカタカナの文字を見る。
②ジャガイモという音は既に何度も聞いている。
③ジャガイモの実物と音、そして文字のジャガイモ。
「ジャガイモってこう書くんだ。」
と、子どもは体験的に学ぶことができる。
 

語彙が増えると思考が広がる、つまり賢くなるということ!
語彙の獲得は実物があると、効果的なのでスーパーは実物だらけでもってこいの学びの場です。
↓はお魚コーナーでの我が子との1コマ

私「来週のお魚は何がいい?」 ※毎週火曜は焼き魚の日

娘「今週はホッケだったから、それ以外がいい。」

私「あじの開きにする?」

娘「いいよ。開きって何?」

私「これを見て。  〜ミニレクチャー〜 」

と、魚コーナーでは魚の名前や、「干す」や「開き」など魚の加工の仕方まで学べてしまいます。
このようにお子さんと会話を楽しみながら、言語力をアップさせることができます。

2 生きた算数を学べる

スーパーには文字と同様に数字も大変豊かです。
品物には全て値札がついているので、必然的に数字が目に行きます。
「これとこれでいくらかな?」
「これを2つ買うといくらかな?」
「これと、あれでは何円違うかな?」
と頭の中で自然に計算ができます。
私はよくお菓子コーナーで計算練習を行います。

合わせて、100円まで買っていいよ。数は3つまでね。

この計算練習を嫌がる子はほとんどいないですよね。
数を3つに限定するのは10円のお菓子を10個となってしまうので、このルールを加えました。(以前、我が子がガムを10個選んだ経験から)
ちなみに消費税が含まれるので、多少の誤差は目をつぶりますが^^;

レジでの会計も計算のチャンスです。
「いくらお釣りが来るかな?」と大体でも構わないので、概算で予想をつけることも大切です。

また、お子さんの発達に応じて計算のレベルも上げられます。
小学校の高学年になれば、◯%オフなどの高度な計算も。


このようにスーパーでは生活に直に結びついた、生きた算数を学ぶことができます。

3 栄養学の基礎を学べる

スーパーでは野菜、果物、肉や魚、パン類などおおよそ栄養素ごとに品物が並んでいます。
栄養素は小学生になる前から、絵本やお手紙などで何となく知っているレベル。
小学生になれば魚や肉はタンパク質、ご飯やパン、麺類などの主食は炭水化物ということを十分に理解できます。
今では、
「野菜や果物コーナーでビタミン類を買ったから、次はタンパク質を買わなきゃね。」
と言いながら、お肉コーナーへ向かう小2の娘。
このように親は栄養のバランスを購入する段階から意識していることを学ぶことができます。

4 料理への興味・関心が高まる

挽肉を選ぶ際に、娘から
「それで何を作るの?」と聞かれました。
「この前はハンバーグだったから、ミートソースとか、そぼろ丼とかかな?」と私。
食材から、料理をイメージできるなぁと感じた瞬間でした。
通常、子どもたちにとって出来上がった料理が食べ物との出会いです。
野菜やお肉など、1つの食材が変身して様々な料理になることをイメージできるようになります。
食べる際にも、逆に料理に入っている具材のもとの様子を想像することもできる。

いや〜すてきな食育ですね♪

5 達成感を味わえる

食材を買い終え、買い物袋へ入れるのも手伝ってもらいます。
袋に買ったものを入れるのも、頭をつかいます。
重くて硬いものは下の方へ。
卵やお菓子、パンなどは割れたり、潰れたりするので上へと、工夫が必要です。
全てをやり終えると、意外に疲れますよね。
一仕事終えてという感じです。


実は買い物は脳みそをたくさん使う行為だから当然なことかもしれません。
なぜなら買い物は「選択」の連続だから。
人間は選択や決断をする時に脳のエネルギーをたくさん使うそうです。

このようにエネルギーをつかう買い物ですが、お子さんと一緒に終えると、成し遂げた達成感を味わうことができます

 

 

◉以上がスーパーマーケットで学べることでした。

日頃の何気ないスーパーでの買い物。
でもその中には、学びの良い機会が隠れています。
習い事や塾もいいけど、スーパーだってたくさん学べるよ!


この記事をきっかけに、スーパーでの買い物が素敵な学びになることを願っています☆